AWS SAA勉強法(ping-t課金1カ月)
AWS SAAの勉強法をまとめました。
はじめに
私の試験受験における前提は以下なので、全くの未経験者ではありませんが、AWSは触ったことなかったです。※2026年1月の試験受験時点
- IT系(インフラ系SIer)として働いているのでネットワーク、サーバ、ストレージ、windows系コンポーネントなどの基本的な知識はあり。
- データベースは触ったことなし。
- CLF(AWS Certified Cloud Practitioner)は3年ほど前に取得済。そのため、EC2、S3など超基本的な用語はインプット済。
受験の動機
- 数年度AWSで構築をすることになりそうなため。
- 会社で今年度の目標に掲げてしまったため。
試験概要
- 65問出題(択一選択問題と複数選択問題)
- 合格スコア:720/1000以上
- 出題分野
| 分野 (ドメイン) | 比重 (割合) | 主な内容・ポイント |
| 第1分野:セキュアなアーキテクチャの設計 | 30% | ・AWS Identity and Access Management (IAM) の活用 ・VPC、セキュリティグループ、ネットワークACLによるネットワーク保護 ・データ暗号化 (保管時・転送時) と管理 (KMS) |
| 第2分野:弾力性に優れたアーキテクチャの設計 | 26% | ・高可用性とフォルトトレランス (マルチAZなど) ・スケーラビリティの確保 (Auto Scaling, ELB) ・疎結合な設計 (SQS, SNS, EventBridge) |
| 第3分野:高性能なアーキテクチャの設計 | 24% | ・最適なストレージ (EBS, S3, EFS) の選択 ・高性能なデータベース (RDS, DynamoDB, ElastiCache) の選定 ・コンテンツ配信 (CloudFront) によるレイテンシー低減 |
| 第4分野:コスト最適化されたアーキテクチャの設計 | 20% | ・コスト効率の高いストレージクラス (S3 Glacierなど) の利用 ・最適なコンピューティング (リザーブドインスタンス, スポットインスタンス) の選択 ・マネージドサービスの活用による運用コストの削減 |
AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA-C03) 試験ガイド
https://d1.awsstatic.com/ja_JP/training-and-certification/docs-sa-assoc/AWS-Certified-Solutions-Architect-Associate_Exam-Guide.pdf
試験結果

時間配分
試験時間130分中
- 1周目回答:70分(見直しフラグは30/65問くらい使いました)
- 見直し:50分(アンケートも含め試験時間であることに途中で気づいてギリギリでした(-_-;)
試験の感想
- 身分証明書2点を忘れないように。(マイナンバーカードだけでよいかと思いきや、パスポートや運転免許などもう1点必要でした。)
- 意外と時間に余裕はないです。。迷った場合は見直しフラグを立てて、確実にわかる問題へ進むのが良いと思います。
- 「冗長性」を問う問題は多し。
マルチAZ構成 / ALBによるフォールトトレランス(耐障害性)/DB冗長化 - 「疎結合」を問う問題も多し。
「注文処理が集中すると、データベースの書き込みが追いつかずにエラーになる」
→SQSでいったんキューさせる。 - 「管理上のオーバーヘッドを最小限~」にというキーワードも頻出。
【サーバレス系】
EC2 → AWS Lambada
ECS → AWS Fargate(コンテナ実行環境)
【ストレージ】
EC2 + EBS → S3 - 問題の選択肢が他のわからない問題のヒントになった。
Amazon CloudFrontで独自ドメインでHTTPS配信を行う場合、証明書は北米リージョン(us-east-1)で証明書の管理・更新を行わなければならないという知識は頭に入っていなかったのですが、別の問題の選択肢で北米リージョンしか出てきていなかったので、北米リージョンを選択できました。
諦めない心大事!(^^)! - AWSの知識 5割 + 長文の読解力 5割という印象。
長文読解する集中力が必要です。
試験前日は良く寝ていきましょう( ˘ᵕ˘ )zz
以下は勉強方法です。
勉強方法
勉強時間
インプット中心 2カ月+アウトプット中心 1カ月
計3カ月・30h程度
インプット期間:平均20分/日程度
通勤時間と家事の時間を利用
1日2時間程度割いた日もあれば、ゼロ分の日もあり
アウトプット期間:平均30分/日程度
寝る前の時間で主に勉強。
通勤時間と家事の時間を利用も継続。ゼロ分の日もあり。
試験直前は数時間程度。
※出社は3日/週程度。通勤時間は往復2時間程度。
手順
⓪AWS公式の試験問題サンプルを見る
AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA-C03) 試験問題サンプル(10問)
どんな問題が出されるか把握する。最初は訳わからなくて絶望するかもしれませんが、問題演習を繰り返していくとパターンが見えてきます。
「疎結合」(サンプル問題7)、「冗長性」(サンプル問題8)のような問題は多いです。
①インプット:Youtubeに無料公開されているUdemy講義動画をひたすら見る
20周くらいはしたと思います。
まずは多々あるサービス名とその役割をインプットすることを目的にしました。
聞き流しでも何周かすることで記憶が定着してきます。
一通り聞いて理解することが大切だと思います。
概要欄の「動画内リンク」欄でサービス名がずらっとしているので
特に最頻出項目でサービス概要やポイントがぱっと出てこない場合は
該当のサービス名のリンクを選択して見ると効率が良いと思います。

AI(GoogleGemini・無償枠)も活用しました。


「AWS Global Accelerator」と「Amazon CloudFront」
「CloudTrail」と「CloudWatch」
「Trusted Advisor」と「Amazon Inspector」と「Amazon GuardDuty」
「AWS Budgets」と「AWS Cost Explorer」
の違いなど混同しやすいサービスの違いを片っ端から整理してもらっていました。
②インプット:Ping-t無料公開されている問題を完璧にする

Ping-t 教材一覧
https://mondai.ping-t.com/g/question_subjects
無料公開されている問題は40問程度ですが、これを解説を暗記するくらいじっくり読むと試験の基礎的なネットワーク/EC2/S3の概念を理解できます。
この無料部分を完璧に押さえてから課金して、データベースやアプリケーション統合、セキュリティなどの応用的な内容を含む問題演習をするのが効率的だと思います。
③アウトプット:Ping-t課金してひたすら問題演習
1カ月(2,640円)の課金をしました。
長期のほうがお得のようですが、試験日が決まっていたので1カ月だけにしました。

詳しくはping-tのサイトをご参照ください。
プレミアムプランの紹介
https://mondai.ping-t.com/g/contents/premium_plan_introduction
- 問題演習

※課金期間終了しているので問題開放されていないのは悪しからず
【試験レベル】とその他含む、全分野ランダムに選択して10問ずつ解いていました。基本を理解していないと試験レベル問題はかなり難しく感じると思います。試験前1週間前は【試験レベル】を中心に解いていました。

結構未出題とミスが残っていますね...
間違えた問題は解説を読み込んで、知識と解き方を身に着けていく
これに尽きるかと思っています。
- 模擬試験
ping-tで模擬試験を受けられます。
ただし、問題演習で【試験レベル】を解いてしまっていると、同じ問題が出てくることも多く、初見の問題での力試しは不十分になるかもしれません。
私は試験4日前に1回だけ模擬試験を受けましたが、おそらく4割くらいは既出問題だったと思います。それで90%の正答率だったので少々不安でした。
本番試験とほぼ同じ難易度と感じました。

最後に
あくまで試験なのでAWSを触ったことがないことはハンデにはならないと思います。
AWSのサービスの理解が求められますが、耐障害性やディザスタリカバリ、ネットワーク構成の考え方はインフラ設計に共通して活かせるものと感じました。
あとは
AWSの知識 5割 + 長文の読解力 5割
なので脳トレと思って頑張るのが良いかと思います。٩( 'ω' )و
私はSAAの知識が抜けないうちに、SAPに挑戦したいと思います!
(このブログも習得した知識の良い振り返りになりました。)