【お出かけ】ピカソ meets ポールスミス展(六本木・国立新美術館)| i2 cafe(表参道)

平日有給で国立新美術館 ピカソ meets ポールスミス展へお出かけしました。

【お出かけ】ピカソ meets ポールスミス展(六本木・国立新美術館)|  i2 cafe(表参道)

10:00 i2 cafe(表参道)


少しお腹が空いていたのでまずはカフェへ。軽食が食べれるところを探して入店しました。

表参道駅から徒歩10分ほど。住宅街の一区画のような静かな場所です。

平日10時でも満席に近い賑わい。海外の方も多く見えました。
カウンター席に案内いただきました。

カフェラテ hot (¥650)とアサイーボール ハーフ(¥1,480)をチョイス。
きれいなラテアートで、素敵な気分になります。
コーヒーは癖がないですが香り高く、とてもおいしいのですがだいぶぬるく感じてしまいました...

アサイーボールはあまり食べたことはないですが、人生で一番おいしいものでした!果物はシャキシャキで新鮮で、ナッツはかりかり、チョコも香り高いです。
お安くはないですが、それ相応の満足感です。

ボタニカルで少しダークな配色の店内の雰囲気も好きだったのですが
アサイーが冷たかった+冷房が効いていたのもあり、寒さに耐えきれず1時間ほどで撤収しました。

この日は実は根津美術館に行こうと思っていたので、体を温める意味もあり
夏ですが徒歩で移動しました。しかし、休館日だったので(ちゃんと調べるべきですね)急遽、近隣の国立新美術館へ行くことにしました。


12:00 ピカソ meets ポールスミス展(六本木・国立新美術館)


たまに美術館にはいくものの、詳しいわけではなく、この日も国立新美術館に行ってから「ピカソ meets ポールスミス展」が開催されていることを知りました。
(素人ですみません。以降のレビューもお手柔らかにお願いいたします)

作品の写真撮影OKでした。


パンフレットは英語版のほうがおしゃれに感じたのでそちらを頂戴しました。
帰宅してからそれぞれのルームのテーマ名を転記しました。
ポール・スミスのデザインにより、ルームのテーマに応じて、ピンク、白、黒、青白ボーダー(ピカソが晩年よく来ていたといわれる柄)etc...と壁紙色が異なっており、空間全体で作品の雰囲気を感じ取る展示になっています。

平日のお昼の時間帯は、程よい人の賑わいで、混雑しすぎて見にくいということはありませんでした。

夏休みなので子どもや、お昼休みらしきサラリーマンの姿もちらほら。

じっくり見ましたが、鑑賞時間は1時間30分程度でした。

以下各テーマから1枚ずつ程度、作品を紹介します。

00 A Trick of the Mind


Bull's Head(1942)

このルームのテーマカラーは白です。
ハンドルとサドルで雄牛を表現するという遊び心が感じられる展示です。

01 An Artist in Vogue

Illustrations from Vogue Paris, May 1951, retouched with drawings by Picasso

このルームは壁一面にVOGUEの表紙が敷き詰められていてファッション誌の圧を感じるようなおしゃれな空間です。
ファッションイラストとピカソの芸術性が融合することで、目を引くインパクトと絵画的な奥深さの両方が感じられます。

02 Blue Melancholy

Portrait of a Man(1902-1903)

前の展示とは一変し、紺を基調としたダークな空間はピカソの「青の時代」を象徴する静寂に包まれています。 親友の死による孤独や重い悲しみが、深い色遣いとしっかり塗り重ねられたキャンバスの質感からひしひしと伝わってきました。

03 Pink Ladies

Bust of a Woman(Study for 'Les Demoiselles d' Avignon)(1907)


テーマ名通りのピンクの空間には、「アヴィニョンの娘たち」の習作をはじめとする女性モチーフの作品が展示されています。 女性の胸を強調した生々しさがありつつも、顔や体のパーツを単純化させるキュビスムへの移行の試みが伺えます。 ピンクや白の中に黒が力強く効いた色彩構成で、表現の過渡期ならではのエネルギッシュな魅力が詰まった空間でした。


04 The Cubist Laboratory

Pomegranate, Glass and Pipe (1911)

ベージュでほかの空間と比較してやや落ち着きがありました。
「The Cubist Laboratory」という名の通り、キュビスム(立体派)への試みが強く表れている作品なのでしょう。一見なにが描かれているかを解釈するのは難しいですね。Pomegranate(ザクロ)は中央上の丸いもの、Pileは右下のあたりでしょうか。左側は三日月に見えてならないです。これだけ暗めの色彩でまとめられていても、この作品自体が楕円形のフォルムになっているせいか、どこかかわいらしさが感じられてならない、家の壁に飾っておきたいような気持地になる作品でした。

会場内に探すとポール・スミスの落書きがみられます。

05 Assemblages and Collages

Man with a Pipe (1914)

この空間はかわいらしい花柄のパターンを基調とした壁紙が敷き詰められてました。学生時代、美術の授業でコラージュをやったことがありますが、全然おしゃれにできなかったので、こんなのを見るとセンスの違いを痛感しますね。

幾何学的でありながら、「パイプを持った男」として解釈がきちんとできます。
黒、茶、白という地味に感じる配色に、青緑色の背景と、赤基調のストライプのコラージュが映えていて大変おしゃれです。

06 Classical Painter

The First Communicants (1919)

(写真の映り込みが激しくすみません)
この空間の背景は白です。ピカソはキュビスムのイメージだったので、こんなThe 西洋絵画という感じの宗教画があることに驚きました。崩した表現が多いとよくわからなくなってしまいますが、正統派に絵が上手いのだと感じられますね。(何から目線という感じですが)初聖体拝領(First Communion)とは、カトリック教会で、子どもが初めてミサの中で聖体(キリストの体を象徴するパン)を受ける儀式だそうです。
緊張感が伝わってくる1枚です。

07 Childhood

Maya with Doll (1938)

この空間は水色でした。なんとも不気味な1枚をチョイス。
自分の娘の肖像画を描くのに青い顔色をチョイスするとはなんとも天才は奇抜ですね。なんとなくトイストーリーのリトル・グリーン・マンを彷彿させる色合い、雰囲気に感じました。

08 Bullfighting

The Feat of Don Tancred. (1957)

闘牛をテーマとした空間で赤色に白黒で表現された絵が引き立っています。
スペインの闘牛文化をテーマにしているようです。(なじみがないのであまりよくわかりませんが)
シュガーリフト・アクアチントという砂糖(sugar)を使って描いた線や面を、銅版に腐食して写し取る凹版技法で作成されており、筆で描いた自由な線を、そのまま版画にできるそうです。この絵は挿絵として作成されています。
白黒の単純なタッチで牛のフォルムや人間の振る舞いの様子を表現できるのはさすが天才という心地がしました。

09 Stripes

The Readings (1932)

ポスターにも起用された注目作は、ストライプの空間にカラフルな配色が映えて会場でも異彩を放っていました。
独特な紫の肌や図形的なフォルム、ベタ塗りとグラデーションの対比により、不思議な奥行きと芸術性を感じさせます。
白×黄色の背景との相性もよく、実物ならではの油絵の厚塗りの迫力をたっぷり堪能できる見ごたえ抜群の作品でした!


10 Wartime

Owl in an Interior (1946)

戦時なので黒背景の重い空間です。
重い空間とは対照的にかわいらしいフクロウの絵に惹かれましたが、フクロウが乗っているのはナイフでしょうか。
アトリエで飼い始めたケガをしたフクロウにインスパイアされたモチーフだそうです。

11 One-off Pieces

卒業制作でよく見かける陶芸作品のセンス爆発版という印象を受けました。
真ん中の作品は驚くほど繊細なタッチで描かれています。
右下の緑人間の表情が好きです♡
白のプレートと並ぶからこそ作品が際立ちます。


12 Le Dejeuner sur I'herbe

The Luncheon on the Grass' after Manet
Édouard Manet Luncheon on the Grass (1863)

青緑色に空間にマネの草上の昼食をモチーフとして書かれた作品が複数ありました。
元の作品と比較すると人物は裸体になり抽象度が増しています。
同じ作品も何度も再解釈するという芸術家の取り組みの軌跡を感じました。


13 Picasso's Striped Sailor Shirt

大量の青ストライプTシャツの空間演出

Smoker. Ⅱ(1964)

ピカソが晩年よく着用していたという青白ストライプシャツの演出が印象的です。
1周回って幼稚園児がクレヨンで描いたようなこの絵は単純な表現を極めたかったのかなと感じました。

14 The Late Period:1969-1972

Seated Old Man (1971)

90歳近いときに書き上げたとは思えない迫力のある作品です。
オレンジの色彩が目を惹きます。
抽象度を上げ、人物のエネルギーを表現することにフォーカスしているのでしょうか。


15 Picasso on Show

Portrait of a Young Girl, after Cranach the Younger, Ⅱ (1958)

リノプリントというリノリウムを用いた版画の手法で作られた作品です。
エジプト壁画などを彷彿とさせるライン、色彩に感じました。
丸みのあるフォルムや衣装の豪勢さに若い女性の勢いを感じさせます。


感想


ポール・スミスが考案した空間の中で見る演出とピカソの生きた人生や時代背景を含めとても楽しめる展示でした。ピカソの作品の多彩さと芸術表現において多くの実験を繰り返してきたことが理解できました。
おしゃれな空間に浸れて幸せでした♡

グッズもかわいいものが多く、惹かれました。
特に黒地に「読書」の絵がプリントされたトートバックが素敵でしたが
少し生地が薄いように思い、購入には至りませんでした。

14:30 カフェテリア カレ(国立美術館 B1F)

集中して鑑賞したらまたお腹が空いてしまったので、地下1Fのカフェテリアでハッシュドビーフを頂きました。トマトベースでおいしかったです。



15:30 カラオケ館(六本木)

コロナ禍前はたまに行っていましたが、5年ほどぶりくらいにカラオケへ。
1時間30分歌い通しですっきりしました。



天気が悪くなってきたのもあり、帰路につきました。
大変おしゃれでリフレッシュになる休日を過ごせました。!(^^)!